■ スピード指数の新しい方向性 〜【第4回】スピード指数はすごい〜
スピード指数の単純比較だけで予想をすると、大体90%近い回収率になります。
馬券的には思いっきりマイナスですけど、これはものすごいことです。
馬券で回収率のベースとなるのは75〜80%ですから、
全くのランダムで馬券を買っていけば、このあたりの数字に落ち着くことになります。
一般的に「勝つ」というのは回収率100%を超えることなんでしょうが、
予想などで上手いこと買わなければ一般的な回収率に落ち着いてしまうわけですから、
それを超えることは、ある意味「勝つ」と言えるわけで、
そういう意味では、スピード指数は十分勝っているんです。
スピード指数ではもう勝てないと言われて久しいですが、全然そんなことはありません。
確かにプラスにはなりませんが、今でも十分効果的なものだと言えます。
しかも、スピード指数の回収率が90%弱というのは、あくまでも単純比較による数字ですから、
予想による上積みができる数字なんです。
スピード指数がすごいというのはまさしくここで、
普通なら回収率のベースが75〜80%というところにあって、
そこから予想による上積みで90%とか100%とかにしていくところを、
スピード指数で予想する場合には、そのベースが90%弱という高い位置にあるんです。
100%越えという本当の勝ちを狙おうと思ったら、この差はものすごく大きい。
何か、スピード指数なら勝てるんじゃないか?なーんて思ってきません?
2008.06.11 「スピード指数はすごい」より